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【Vol.387】【最新科学で解明!】動物性 vs 植物性タンパク質!筋トレ効果を最大化する食べ方とトレーニング戦略

こんにちは!

スモールジム阿佐ヶ谷トレーナーの黒澤です。

 

「筋トレ、頑張ってるんだけど、結局何を食べたら一番効率よく筋肉がつくの?」

この疑問、筋トレ経験者なら一度は考えたことがありますよね。

 

特に、動物性タンパク質(肉、魚、卵、乳製品など)と、

植物性タンパク質(大豆、豆類、ナッツなど)

どちらを選べばいいのか迷ってしまう方は多いはず。

 

巷には様々な情報が溢れていますが、

今回は最新の研究データに基づき、この長年の疑問に終止符を打ちます!

 

あなたの筋トレ効果を最大化するための、タンパク質の選び方と、

それに合わせたトレーニング戦略について、詳しく解説していきましょう。


目次

  1. 最新研究が示す「タンパク質の種類と筋トレ効果」の真実
  2. なぜ「筋肉量」と「筋力」でタンパク質の有利不利が変わるのか?
  3. 目的別!あなたの筋トレ効果を最大化する食事とトレーニング戦略
  4. 植物性タンパク質でも筋肉はつく?賢い摂取方法
  5. スモールジム阿佐ヶ谷が提供する、あなたの筋トレを次のレベルへ導くサポート
  6. まとめ:「質」と「戦略」で、あなたの理想の体を手に入れよう!

1. 最新研究が示す「タンパク質の種類と筋トレ効果」の真実

 

まず、最新の研究データが明らかにした

「動物性タンパク質と植物性タンパク質の摂取が、筋肉量や筋力に与える影響」を見ていきましょう。

 

この研究結果は、筋トレに取り組む私たちにとって、非常に興味深い示唆を与えてくれます。

  • 筋肉量(除脂肪体重)の増加: 研究では、動物性タンパク質を摂取したグループの方が、植物性タンパク質を摂取したグループよりも、筋肉量の増加が顕著であることが示されました。特に50歳未満の方では、この差がより明確だったと報告されています。
  • 筋力の向上: しかし驚くべきことに、筋力の向上においては、動物性タンパク質と植物性タンパク質の間で、ほとんど差が見られなかったのです。

つまり、この研究から導き出される結論は、

筋肉を大きくしたい(筋肥大を目指す)なら、動物性タンパク質がやや有利である」一方で、

純粋に筋力を伸ばしたいなら、摂取するタンパク質の種類よりも、トレーニングの方法自体がより重要である」ということです。


2. なぜ「筋肉量」と「筋力」でタンパク質の有利不利が変わるのか?

 

なぜ、筋肉量と筋力で、タンパク質の種類による影響に差が出たのでしょうか?

ここを深掘りすることで、より効果的なトレーニングと栄養摂取の戦略が見えてきます。

  • 筋力向上は「神経適応」の影響が大きい! 筋力は、単に筋肉の大きさだけでなく、「神経系の適応」に大きく左右されます。これは、脳から筋肉への指令が効率化され、より多くの筋繊維を一度に動員できるようになる能力のこと。タンパク質の種類が、この神経系の適応に直接与える影響は限定的であるため、筋力の向上には大きな差が出なかったと考えられます。
  • トレーニングの種類が筋力向上に影響する! 今回の研究で実施されたトレーニングは、主に「812×24セット」という設定だったとされています。この回数設定は、一般的に「筋肥大(筋肉を大きくする)を主な目的とするトレーニングです。 もし、研究で「35×5セット」といった、より高重量で低回数のトレーニングが実施されていたとしたら、筋力向上においてもタンパク質の種類による違いが明確に出た可能性は十分に考えられます。なぜなら、高重量・低回数のトレーニングは、神経系の適応をより強く促すからです。
  • 筋力向上には「速筋」の活性化が必要! 私たちの筋肉には、持久力に優れた「遅筋」と、瞬発力に優れた「速筋」があります。筋力を伸ばすには、この「速筋」をいかに活性化させるかが鍵を握ります。「爆発的な動作」や「最大重量を扱うトレーニング(例:デッドリフト、スクワットなどの高強度コンパウンド種目)」は、速筋を強く刺激し、筋力向上に直結します。

これらのことから、筋肉を大きくしたいのか、それとも筋力を強くしたいのか、

目的によってタンパク質の摂り方だけでなく、トレーニングのアプローチ自体も大きく変える必要があることがわかります。


3. 目的別!あなたの筋トレ効果を最大化する食事とトレーニング戦略

 

では、あなたの目的に合わせて、具体的にどのような食事とトレーニングを組み合わせれば良いのでしょうか?


💡 筋肉量を増やしたい(筋肥大)なら

 

筋肉を効率的に大きくしたい場合は、体内で効率よく筋肉の材料となる

アミノ酸を供給できる動物性タンパク質を意識的に摂るのがおすすめです。

  • 食事のポイント:
    • 動物性タンパク質を中心に摂取する: 肉(鶏むね肉、牛肉、豚肉など)、魚、卵、乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ、プロテインなど)を積極的に取り入れましょう。
    • 植物性タンパク質もバランス良く取り入れることで、多様な栄養素を摂取できます。
  • トレーニングのポイント:
    • 中重量・中回数(812×3セットが目安)のトレーニングを意識しましょう。この負荷が、筋肉の成長シグナルを最も効率よく刺激すると言われています。
    • 各セットで、筋肉が「もう上がらない」と感じるくらいの強度まで追い込むことが重要です。

💡 筋力を伸ばしたい(ストレングス)なら

 

純粋な筋力向上を目指す場合は、タンパク質の種類にこだわるよりも、

トレーニングの質を高めることに焦点を当てるべきです。

  • トレーニングのポイント:
    • トレーニングの質を「高重量・低回数」に変える: 35回程度で限界が来るような、より重い重量を扱ったトレーニングを取り入れましょう。セット数も5セット程度に増やすと効果的です。
    • 速筋を刺激する爆発的なトレーニングも取り入れる: プライオメトリクス(ジャンプ系の運動)やスプリント(短距離走)など、瞬発的な力を要する運動をプログラムに加えることで、神経系の適応が促され、筋力向上に繋がります。
    • これらのトレーニングは負荷が高いため、正しいフォームで行うことが非常に重要です。
  • 食事のポイント:
    • 動物性・植物性タンパク質をバランスよく摂取する: 筋力向上においても、十分なタンパク質摂取は不可欠ですが、種類に極端にこだわる必要はありません。多様な食材からバランス良く摂りましょう。

4. 植物性タンパク質でも筋肉はつく?賢い摂取方法

 

「じゃあ、ベジタリアンやビーガンの人は筋肉がつきにくいってこと?」

いいえ、そんなことはありません。

 

植物性タンパク質でも、工夫次第で十分な筋肉をつけることは可能です。

 

植物性タンパク質は、動物性に比べて、筋肉の合成に必要な必須アミノ酸の一部が不足している

(アミノ酸スコアが低い)場合があります。

 

しかし、複数の種類の植物性タンパク質を組み合わせることで、この問題を解決できます。

  • 組み合わせの例:
    • 大豆製品(豆腐、納豆など)と穀物(米、パンなど)
    • 豆類とナッツ類
    • プロテインパウダーを活用する場合は、ソイプロテインだけでなく、エンドウ豆プロテインや玄米プロテインなど、複数の植物性タンパク質がブレンドされたものを選ぶと良いでしょう。

重要なのは、「アミノ酸のバランス」を考えて摂取することです。

植物性タンパク質だけでも、賢く組み合わせれば、効率的に筋肉の材料を補給できます。


5. スモールジム阿佐ヶ谷が提供する、あなたの筋トレを次のレベルへ導くサポート

 

「自分の目的にはどのタンパク質をどれくらい摂ればいいの?」

 

「高重量トレーニングってどうやったらいいの?」

 

「正しいフォームで効率よく筋力や筋肉量を増やしたい!」

 

もしそう感じたなら、ぜひスモールジム阿佐ヶ谷を頼ってください。

私たちは、お客様一人ひとりの目標と体の状態を丁寧にカウンセリングし、

最新の科学的知見に基づいた「パーソナルに近い」サポートを提供しています。

  • 目的別トレーニングプログラムの提案: 筋肥大、筋力向上、ダイエット、姿勢改善など、あなたの目標に合わせて最適なトレーニングプログラムを考案します。
  • 栄養指導とアドバイス: タンパク質の摂取量やタイミング、動物性・植物性のバランス、食事全体の質まで、あなたのライフスタイルに合わせた実践的な栄養アドバイスを行います。
  • 正しいフォームと安全性の確保: 特に高重量を扱うトレーニングでは、正しいフォームが怪我の予防と効果の最大化に直結します。少人数制セミパーソナルだからこそ、トレーナーが常にあなたの動きをチェックし、最適な指導を提供します。
  • モチベーション維持のサポート: 一人では挫折しがちな筋トレも、スモールジム阿佐ヶ谷なら大丈夫。トレーナーや仲間と励まし合いながら、楽しみながら目標達成を目指せます。

スモールジム阿佐ヶ谷は、あなたの「もっと変わりたい」という想いを、

科学と経験に基づいた確かなサポートで実現します。


まとめ:「質」と「戦略」で、あなたの理想の体を手に入れよう!

 

今回の内容をまとめると、

  • 筋肉量を増やしたいなら、動物性タンパク質がやや有利ですが、植物性タンパク質でも賢い組み合わせで十分可能です。
  • 筋力を伸ばしたいなら、タンパク質の種類よりも「トレーニングの方法(高重量・低回数、爆発的な動作)」がはるかに重要です。
  • どんな目的であれ、アミノ酸のバランスを考慮し、全体として十分なタンパク質を摂取することが基本です。

筋肉をつける道のりは、単に重いものを持ち上げたり、

たくさん食べたりするだけではありません。

 

「食事とトレーニングの質」、そして「目的と戦略」がカギとなります。

 

あなたの目標は、「筋肉量を増やしたい」ですか?

それとも「筋力を伸ばしたい」ですか?

 

ぜひスモールジム阿佐ヶ谷で、あなたの目的に合わせた最適な戦略を見つけ、理想の体を手に入れましょう!

まずは無料体験・カウンセリングで、あなたの筋トレのお悩みをお気軽にご相談ください!