
こんにちは!
スモールジム阿佐ヶ谷トレーナーの黒澤です。
テレビでプロスポーツ選手が肉体改造や筋肉増量に励む姿を見て、
「よし、筋肉つければ、すぐパフォーマンスも上がるんだ!」
とシンプルに考えてしまうことはありませんか?
特に、スポーツやアクティブなレジャーが楽しい夏。
ゴルフの飛距離を伸ばしたい、テニスのサーブを速くしたい、
フットサルでもっと俊敏に動きたい…
そんな目標を持っている方も多いでしょう。
しかし、残念ながら、ただ筋肉を増やしただけでは、
すぐにパフォーマンスが向上するとは限りません。
むしろ、一時的にパフォーマンスが下がる可能性すらあるのです。
それは一体なぜなのでしょうか?
そして、どうすれば「筋力アップ」を「パフォーマンス向上」に繋げられるのでしょうか?
今回は、夏のスポーツシーズンを全力で楽しむために知っておきたい、
「筋トレ」と「パフォーマンス」の本当の関係について、深掘りしていきます。
目次
- 「筋肉量増加=パフォーマンス向上」は誤解?その理由とは
- 車で例える!筋肉は「エンジン」、ではパフォーマンスを司るものは?
- パフォーマンス向上に不可欠な「脳と身体の連携」とは
- 筋力アップをパフォーマンス向上に繋げるための戦略
- スモールジム阿佐ヶ谷が提供する「機能的パフォーマンス向上」のためのトレーニング
- まとめると:夏のスポーツシーズンを制する筋トレと練習の秘訣!
1. 「筋肉量増加=パフォーマンス向上」は誤解?その理由とは
スポーツ選手が肉体を鍛える様子を見ると、
「筋肉が増えれば、すぐに動きも良くなるんだな」と直感的に思いますよね。
もちろん、筋力が増すことで身体能力の土台が上がるのは事実です。
ですが、多くの人にとって、筋肉を増量しただけでは、
すぐに競技パフォーマンスに直結しないことがほとんどです。
筋力が成長すればすぐにパフォーマンスに結びつく人もいますが、
それは特定のレベルを超えたアスリートに見られる現象です。
私たち一般の愛好家や、これからスポーツを始めたいという方の場合、
ただ筋肉を大きくしただけでは、期待通りの結果が得られないことが多いのです。
その理由は、筋肉が持つ役割と、私たちの体が動くメカニズムにあります。
2. 車で例える!筋肉は「エンジン」、ではパフォーマンスを司るものは?
私たちの体を車に例えて考えてみましょう。
筋肉は、まさに車の「エンジン」や「ブレーキ」のようなものです。
- アウターマッスル(体の表面にある大きな筋肉)は、車でいうと「エンジン」。筋トレで主に増量するのはこのアウターマッスルなので、これはエンジンの排気量が上がり、馬力がアップするイメージです。全体的なスピードやパワーが増します。
- インナーマッスル(体の深層にある小さな筋肉)は、車でいうと「ブレーキ」です。
さて、筋トレでアウターマッスルが増量し、エンジンの馬力が上がったとしましょう。
車の性能自体は確実に上がっています。しかし、F1などのカーレースの世界を想像してみてください。
いくら高性能なエンジンを積んだF1マシンでも、
「ドライバー(身体を正確に動かす能力)」が未熟だと、
そのせっかく上がった性能を活かしきれませんよね?
むしろ、馬力が上がったことで、今までの感覚と「ズレ」が生じ、
スイングのタイミングが合わなくなったり、ブレーキングに対する体の負担が増したり、
ボールに合わせる能力が一時的に落ちたりすることもあります。
人間も同じです。身体(車体)の性能がいくら上がったとしても、
その身体の「動かし方」を向上させなければ、パフォーマンスは上がらないのです。
3. パフォーマンス向上に不可欠な「脳と身体の連携」とは
では、この「ドライバー(身体を動かす能力)」を鍛えるにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、パフォーマンスを上げたい「競技の練習」を反復して行うことです。
「ドライバー」は、私たちの体で言えば「脳」の部分にあたります。
脳は、身体の現在の状態や、競技における動きの情報を絶えず取り込み、
それらを統合することで、身体に最適な指令を出して、思うように動かすことを可能にしています。
これは、自分の車の情報と走るコースの情報を脳が記憶していくようなイメージです。
もう少し専門的に言うと、
- 脳への情報入力: 身体が外部(地面、ボール、相手など)から感じ取った情報や、自分の身体の現状(姿勢、重心位置など)の情報を脳が取り込みます。
- 情報の統合: 取り込んだ情報を脳が処理し、次の動作に必要な判断を下します。
- 身体への指令: 統合された情報をもとに、脳から身体の各部位へ正確な動きの指令が出されます。
この一連の「脳と身体の連携」がスムーズになることで、
身体が意図した通りに動き、競技パフォーマンスが向上するのです。
特に夏のスポーツシーズンに向けては、特定の競技動作を反復することで、
脳と身体の連携をより「強固」にすることが重要です。
筋力アップによって得られた新たな「馬力」を、
その競技の「運動パターン」に落とし込み、身体に染み込ませる作業が必要になります。
そうすることで、筋力が上がり性能が良くなった身体を、
その競技の動作に「適応」させることができます。
感覚のズレを修正し、身体への負担を減らしながら、
効率的にパフォーマンスを上げることが可能になるのです。
だからこそ、「筋トレさえすればいい」わけではなく、
「筋トレ+競技の練習」の組み合わせが、パフォーマンス向上の鍵となるのです。
プロのスポーツ選手が筋トレと並行して日常的に競技動作を反復しているのは、このためなのです。
傍から見ると筋トレが直接パフォーマンスに直結しているように見えますが、
実は、日々やり込んでいる競技の練習に、
筋力という馬力が乗るからこそ、最大限のパフォーマンスを発揮できているのです。
5. スモールジム阿佐ヶ谷が提供する「機能的パフォーマンス向上」のためのトレーニング
「筋トレと競技の練習、どう組み合わせたらいいの?」
「自分の体の動かし方の癖を知りたい」
「夏のスポーツシーズンに向けて、効率よくパフォーマンスを上げたい!」
もしそう感じたなら、ぜひスモールジム阿佐ヶ谷を頼ってください。
私たちは、単に筋肉を大きくするだけでなく、「あなたの身体の動かし方」を改善し、
筋力アップを真のパフォーマンス向上へと繋げるためのサポートを提供しています。
- 姿勢・動作分析で「隠れたブレーキ」を発見: お客様一人ひとりの姿勢や動作の癖を詳細に分析し、筋力アップの妨げになっている「脳と身体の連携」のズレを見つけ出します。
- 「使える筋肉」を育むトレーニング: アウターマッスルを鍛えるだけでなく、インナーマッスルを活性化させ、身体全体の安定性を高めます。これにより、増えた筋力を効率的に競技動作に活かせるようになります。
- 少人数制セミパーソナル指導: 最大4名までの少人数制だからこそ、トレーナーが常にあなたの動きを細かくチェックし、適切なフォームでトレーニングできるよう丁寧に指導します。これにより、怪我のリスクを減らし、効率的にパフォーマンスアップを目指せます。
- 競技特性に合わせたアドバイス: ゴルフ、テニス、ランニングなど、あなたの行っているスポーツに合わせて、筋力と競技動作を連携させるための具体的な練習方法や、自宅でできるケアなどもアドバイスします。
- 快適な室内空間で夏のトレーニングを: 外が暑い夏でも、スモールジム阿佐ヶ谷は快適な空調完備の室内でトレーニングができます。暑さで体力を消耗することなく、集中してパフォーマンスアップに取り組めます。
スモールジム阿佐ヶ谷は、あなたが夏のスポーツシーズンを最高のコンディションで迎え、
過去最高のパフォーマンスを発揮できるよう、全力でサポートします。
6. まとめると:夏のスポーツシーズンを制する筋トレと練習の秘訣!
今回の記事で一番お伝えしたかったことは、
- 筋トレは、すぐにパフォーマンス向上に直結するわけではない。
- 筋肉を「エンジン」のように強化したら、その「馬力」を操る「ドライバー(脳と身体の連携)」を鍛えることが重要。
- ドライバーを鍛えるには、筋トレと並行して「競技の練習」を反復することが不可欠。
筋トレももちろん大事ですが、それだけで終わらせず、あなたのスポーツライフ、
そして日常動作にその成果を活かすためには、「筋トレ+競技の反復練習」の組み合わせが最も効果的です。
この夏、あなたのスポーツパフォーマンスをもう一段階引き上げたいなら、
ぜひスモールジム阿佐ヶ谷で、科学に基づいた効率的なトレーニングと、
脳と身体の連携を意識したアプローチを体験してみてください。
さあ、この夏、スモールジム阿佐ヶ谷で、あなたの眠れる可能性を引き出し、
最高のパフォーマンスを発揮しましょう!
