· 

【Vol.363】「朝起きたら首が痛い…」原因は枕かも? 実は超危険な「高すぎる枕」が引き起こす3つの不調

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。

この度はブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

「枕が高すぎると良くないって聞くけど、どう悪いの?」

 

「この前ニュースで『殿様枕症候群』ってやってたけど、私って当てはまる?」

 

もしかしたら、あなたもそんな風に感じていませんか?

 

古くは「安眠できる」なんて言われた時代もあった「高すぎる枕」。

 

ですが、現代の医学的見地からは、実は体に様々なデメリット、

時には「超危険」なリスクがあることが分かっています。

 

今回は、「高すぎる枕」が私たちの体にどのような悪影響を与えるのか、

特に知っておきたい3つのリスクについて、詳しく解説していきます。

 

あなたの「朝の不調」や「疲れ」の原因が、 もしかしたら枕にあるかもしれませんよ。


◇その枕、本当に合ってる高すぎる枕が引き起こす3つのリスク

 

1.首・肩への負担がハンパない!慢性痛の原因に

仰向けで寝た時、枕が高すぎると、頭が持ち上がり、

あごが引かれ、首(頚椎)が不自然にまっすぐになってしまいます。

 

まるで、首を無理やり引っ張られているような状態です。

  • 筋肉の過緊張: 首の後ろから肩にかけての筋肉(僧帽筋上部、肩甲挙筋、後頭下筋群など)が、常に引き伸ばされた状態で緊張します。これが、朝起きた時の首の痛みや肩こりの原因となるんです。
  • 腰への影響: 首や肩の緊張は、体幹全体へと伝わります。場合によっては、腰の筋肉や筋膜にも伸張ストレスがかかり、腰痛の原因となることも。 寝ることで体を休めているはずなのに、これではむしろ体を痛めてしまいますよね。

2.いびき・睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まる

枕が高すぎると、あごが引かれて喉が圧迫され、気道が狭くなりがちです。

  • いびきの誘発: 狭くなった気道を空気が通る際に、粘膜が振動していびきが発生しやすくなります。
  • 無呼吸のリスク: さらに気道が塞がれると、一時的に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」のリスクも高まります。無呼吸は、睡眠の質を著しく低下させるだけでなく、高血圧や心臓病などの生活習慣病のリスクを高めることも知られています。

3.【最悪】脳卒中にも繋がる「椎骨動脈解離」のリスク

これが、高すぎる枕の最も恐ろしいリスクかもしれません。 最近、芸人さんが発症したことで話題になった「椎骨動脈解離」という病気をご存知でしょうか?

  • 椎骨動脈解離とは: 首の後ろを通る「椎骨動脈」という血管が傷つき、裂けてしまう病気です。これが悪化すると、脳卒中や脳梗塞といった命に関わる重篤な病気に繋がる可能性があります。
  • 高枕との関係: 国立循環器病研究センターの最新の研究(20241月発表)でも、枕が高ければ高いほど、この椎骨動脈解離の発症割合が高いことが示唆されています。 これは、高すぎる枕によって首が「曲がった状態(屈曲)」になり、さらに寝返りなどで首が「ひねられる(回旋)」ストレスが加わることで、椎骨動脈に負担がかかりやすくなるためだと考えられています。

つまり、高すぎる枕は、単なる寝起きの不調だけでなく、 あなたの健康を大きく脅かす可能性もあるのです。


◇朝スッキリ!あなたに合った「理想の枕」を見つけるには?

 

高すぎる枕のリスク、いかがでしたでしょうか?

では、どうすればこれらのリスクを避けて、快適な睡眠を得られるのでしょうか?

 

答えはシンプルです。「高すぎる枕をやめること」です。

 

1.まずは「枕なし」を試してみる

仰向けで寝るのが主なら、まずは「枕なし」で眠れるか試してみるのが理想的です。

首の自然なカーブが保たれ、余計な負担がかかりにくくなります。

 

もし枕なしで違和感がある場合は、次にステップを。

 

2.「低くて、やや硬めの枕」を選ぶ

「枕なしはちょっと」という方は、 「低くて、素材がやや硬めの枕」がおすすめです。

沈み込みすぎず、頭や首をしっかり支えてくれるものを選びましょう。

 

具体的には、仰向けに寝た時に、あごが軽く引かれているか、

額がわずかに低くなるくらいの高さが目安です。

 

3.「寝姿勢」を見直す

  • 仰向け: 理想は、首から背中にかけて、緩やかなS字カーブが保たれている状態。 体がリラックスし、呼吸もしやすくなります。
  • 横向き: 肩幅がある分、仰向けよりは少し高さが必要になることがあります。 首がまっすぐになるように、体と敷布団の隙間を埋める高さの枕を選びましょう。 抱き枕を使うと、体の歪みを防ぎやすくなります。

◇寝ても疲れが取れないならスモールジム阿佐ヶ谷がサポートします!

 

もし、就寝環境を変えてもなお、 慢性的な首・肩の痛みや腰痛、

そして「寝ても疲れが取れない」と感じているなら、 それは枕だけでなく、

普段の姿勢の癖や体の機能に問題があるのかもしれません。

 

私たちスモールジム阿佐ヶ谷では、 「姿勢・機能改善」のプロフェッショナルとして、

あなたの体の状態を徹底的に分析し、根本原因にアプローチします。

  • 詳細な姿勢分析: あなたの普段の姿勢や体の歪みを細かくチェックし、どこに負担がかかっているかを特定します。
  • 「原因」にアプローチするトレーニング: 体の歪みを整え、首や肩、背中、腰への負担を軽減するための、あなただけのオーダーメイドプログラムをご提案。
  • 正しい「寝返り」や「体の使い方」を学ぶ: 睡眠中の無意識の動きも含め、日中の体の使い方まで改善し、体に負担をかけない動きを身につけます。
  • 「呼吸」の質を改善: 深い呼吸ができる体を作ることで、自律神経のバランスを整え、睡眠の質を向上させます。

 

「朝からスッキリ目覚めたい!」

「慢性的な体の痛みから解放されたい!」

 

 

そう願うなら、ぜひ一度、私たちスモールジム阿佐ヶ谷にご相談ください。

あなたの睡眠の質と日中の活力を、全力でサポートします。

【無料体験はこちらから】