
そう思わないで! 進行予防のための【希望への3つのステップ】
こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。
この度はブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「膝が痛む日が多くなった…」
「病院で『変形が進んでいる』と言われた…」
「もう年だから、これは仕方ないことなのかな…」
もしあなたが、膝の不調を感じて、
そんな風に、どこか諦めのような気持ちを 抱いているとしたら、
お願いです、 まだ希望を捨てないでください。
変形性膝関節症(OA)は、 多くの方が悩まれる関節の疾患です。
確かに、一度進んでしまった変形を 完全に元に戻すことは難しいのが現実です。
しかし、近年の研究では、 適切なアプローチによって、
その進行を遅らせる可能性が あることが示唆されています。
私たちは、 お客様がいつまでも 活動的な毎日を送り、
「歩く」「立ち上がる」といった 当たり前の動作を 大切にできることを願っています。
今回は、 膝のOAに関する最新の知見も踏まえ、
「変形は止められない」という考え方を越えて、 未来の膝のためにあなたが「今」できることを、
トレーナーの視点からお話しさせてください。
「年だから仕方ない」と諦める前に、 ぜひ知っていただきたい大切なステップがあります。
◇知っていますか? 「変形」と「痛み」は一致しないこと
膝のOAの進行は、 病院で撮るレントゲン写真の 「変形の度合い」でステージ分類されます。
(KL分類というものがあります)
多くの方は、 「レントゲンで変形が進んでいる=痛みが強いはずだ」 と思いがちです。
しかし、実際の臨床では、 画像上は変形が進んでいるのに、
あまり痛みがなく元気に活動されている方もいれば、
画像上の変形は軽度なのに、 強い痛みや不調を感じている方もいらっしゃいます。
この「変形している見た目」と「痛みの強さ」が 必ずしも一致しない現象は、
海外でも「Pain-Imaging Discordance」として 研究が進められています。
つまり、膝の痛みには、 軟骨のすり減りや骨の変形といった 「構造的な問題」だけでなく、
関節内の炎症、 関節周りの筋肉の緊張や弱さ、
骨のむくみ(骨髄浮腫)、 そして「体の使い方」といった 様々な要因が複雑に関与しているのです。
このことは、 画像上の変形があっても、 痛みや機能障害を改善したり、
病気の進行に働きかけたりする 「今できること」がある という希望に繋がります。
◇進行を遅らせるために、 あなたが「今」できること
では、「変形は止められない」という 思考を手放して、
希望を持って取り組める 具体的なステップは何でしょうか?
これは、最新の知見からも示されている、
「関節への負担を減らし、 膝を安定させるための体の状態を整えること」 に集約されます。
- ステップ1:関節への負担を減らす「体の使い方」を学ぶ
立ち方、歩き方、座り方、 そして階段の上り下りや 床からの立ち上がり方。
これらの毎日の体の使い方が、 膝にかかる負担を大きく左右します。
膝に負担がかかるような ねじれた動きやくずれやすい姿勢を続けず、
関節へのストレスを最小限にするような 効率的な体の使い方を学ぶことが、 進行予防の第一歩です。
特に、股関節や足首といった 膝の上下の関節から正しく動かす意識が重要です。
- ステップ2:膝を「支える筋肉」を強化する
膝関節は、周囲にある筋肉によって 安定性を保たれ、衝撃が吸収されています。
特に、太ももの前側(大腿四頭筋)、 裏側(ハムストリングス)、お尻(臀筋)、
ふくらはぎといった筋肉は、 膝のサポーターのような役割を果たします。
これらの筋肉を適切に鍛えることで、 関節への直接的な負荷を減らし、 膝の安定性を高めることが可能です。
ただし、痛みを悪化させないように、 あなたの膝の状態に合った安全な方法で 行うことが絶対条件です。
- ステップ3:体の「バランスとアライメント」を整える
足首、膝、股関節、そして骨盤といった 下半身全体の骨の並び方(アライメント)や、
片足立ちになったときのバランス能力も、 膝への負担に大きく関わります。
例えば、O脚やX脚の傾向、 足首の不安定さなどがあると、
膝の内側や外側に 偏った負担がかかりやすくなります。
体の歪みを整え、 バランス能力を高めることで、
膝への負荷を均等に分散させ、 安定した動きを取り戻すことを目指します。
- プラスアルファ:適正体重の維持
膝関節にかかる負担は、体重が増えるほど大きくなります。
体重を適正範囲に維持することも、 進行予防のために非常に有効なアプローチです。
無理な食事制限ではなく、 健康的な習慣を通じて体重管理に取り組みましょう。
◇膝の未来を諦めない。 「できること」をサポートする スモールジム阿佐ヶ谷
「ステップは分かったけど、 自分の膝で安全にできるか心配…」
「正しい体の使い方やフォームが分からない…」
「痛む日もあるから、 どんな運動を選べばいいの?」
膝の不調を抱えながら体づくりに取り組む際には、 このような多くの不安があることと思います。
安全な環境で、専門家のサポートを受けることが、 希望を持って継続するために何よりも大切です。
私たちスモールジム阿佐ヶ谷は、 膝のOAと向き合うあなたが、
未来の膝のために「今」できることを、 安全かつ効果的に実践できるよう 全力でサポートします。
- あなたの膝の状態を詳細に評価: 医師の診断を参考にしながら、 あなたの膝の痛みや可動域、 筋力、バランス、そして歩き方や立ち上がり方といった 体の使い方をトレーナーが丁寧に評価します。 あなたの膝にとって、何が必要で、何に注意すべきかを明確にします。
- 痛みに最大限配慮した個別プログラム: 評価に基づき、あなたの膝の状態や痛みのレベルに合わせ、 安全に関節を動かし、筋肉を強化するための オーダーメイドのトレーニングプログラムを作成します。 「痛いのに無理にやる」のではなく、 「痛みを避けながら、できることを安全に行う」 ためのプログラムです。 セッション中も常に状態を確認し、柔軟に内容を調整します。
- 「正しい体の使い方」と「フォーム」の徹底指導: ステップ1〜3で挙げた、関節に負担をかけない体の使い方や、 筋力トレーニングの正確なフォームを、 マンツーマンまたは少人数制ならではの きめ細やかな指導で習得できます。 間違ったフォームで膝を痛めるリスクを防ぎます。
- 安全で無理のない段階的な進め方: 現在の体力や痛みのレベルから始め、 できることが増えるごとに 少しずつチャレンジレベルを上げていきます。 安全な環境で、確実に体が進歩することを実感することで、 運動への自信を取り戻し、前向きに取り組めます。
- 継続できる安心感とモチベーション: 一人では心細い体づくりも、 私たちトレーナーがそばにいて伴走します。 セミパーソナルの環境で、 同じように頑張る仲間がいることも、 大きな励みとなり、継続の後押しとなります。
私たちは、 あなたの膝の「今」と「未来」を見据え、
科学的な知見に基づいた安全な方法で、 「できること」を積み重ねていくお手伝いをします。
◇まとめ:今日のケアが、 未来の「歩ける」を創る
膝のOAと診断されても、 それが体のケアを諦める理由にはなりません。
「変形=進行は止められない」ではなく、
「体の使い方、筋力、バランス、アライメント」 といった機能的な側面に目を向け、
適切なアプローチを続けることで、 進行を遅らせ、痛みや不調を管理し、
活動的な毎日を送り続ける可能性は 十分にあります。
未来の「歩ける」を創るのは、 今日、あなたが自分の体にかけてあげるケアです。
もし、ご自身の膝の状態に合った 安全な体づくりの方法を知りたい、
専門家のサポートを受けながら 希望を持って取り組みたいと思われたら、
いつでもスモールジム阿佐ヶ谷の無料体験にてご相談ください。
スモールジム阿佐ヶ谷で、 あなたが膝の不安から解放され、
生涯自分の足で、 アクティブに歩き続けられるよう、 私たちトレーナー一同、 心より応援しております!
