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【Vol.328】【知らないと損】ご飯を食べないと痩せられない?専門家が徹底解説!

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷の黒澤です。

この度はブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

「ダイエットの天敵は、やっぱり白いご飯?」

 

もしあなたが、未だにそんなイメージをお持ちなら、

最新の栄養学と体のメカニズムに基づいた情報で、

その認識をアップデートしませんか?

 

現役フィットネストレーナーの私がお伝えするのは、

「ご飯を抜く=即痩せる」という短絡的な考え方は、

健康的で持続可能なダイエットの実現を遠ざける可能性が高いということ。

 

厚生労働省や国内の大学が示すエビデンスを紐解きながら、

ご飯を賢く味方につけ、美味しく食べながら理想の体へと近づくための戦略を、具体的にお伝えします。

 

 

◇ダイエットの根幹:「カロリー収支」と「栄養バランス」の重要性

 

まず、ダイエットの基本原則として押さえておくべきは、

摂取カロリーが消費カロリーを下回れば、体重は減少する」というカロリー収支の法則です。

 

これは、炭水化物、脂質、タンパク質のどの栄養素を制限しても当てはまります。

 

しかし、健康的に、そしてリバウンドしにくい体を作るためには、

単にカロリーを制限するだけでなく、栄養バランスの取れた食事を心がけることが不可欠です。

 

炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素に加え、

ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランス良く摂取することで、

体の機能を正常に保ち、代謝をスムーズにすることが期待できます。

 

 

◇なぜ「ご飯抜き」ダイエットは長続きしないのか?【科学的根拠と落とし穴】

 

短期的な体重減少に繋がりやすい糖質制限、

特にご飯を極端に抜くダイエットは、一見効果的に見えるかもしれません。

 

しかし、その裏には様々な落とし穴が潜んでいます。

  1. 脳と体のエネルギー不足: 脳の主要なエネルギー源はブドウ糖であり、炭水化物の摂取量が極端に減ると、エネルギー不足による集中力の低下、倦怠感、イライラなどを引き起こしやすくなります(出典:厚生労働省e-ヘルスネット「炭水化物 / 糖質」)。また、筋肉を動かすためのエネルギーも不足し、運動パフォーマンスの低下にも繋がります。
  2. 筋肉量の減少と基礎代謝の低下: 体がエネルギー不足の状態になると、筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとするため、筋肉量が減少しやすくなります。筋肉は基礎代謝を維持する上で重要な役割を担っているため、筋肉量の減少は基礎代謝の低下を招き、「痩せにくい体質」へと繋がってしまいます。
  3. 食物繊維不足による腸内環境の悪化: ご飯、特に玄米や麦ご飯には豊富な食物繊維が含まれており、腸内環境を整え、便秘を予防する効果があります。ご飯を抜くことで食物繊維の摂取量が減少し、腸内環境が悪化する可能性があります。
  4. リバウンドのリスク: 極端な食事制限は、精神的なストレスも大きく、長期的に継続することが困難です。多くの場合、元の食生活に戻った際にリバウンドしやすく、ダイエットを繰り返す悪循環に陥ってしまう可能性があります。

 

 

◇炭水化物を賢く選ぶ:「お米」がダイエットの味方になる理由【エビデンスに基づいた解説】

 

炭水化物源としてのお米には、他の食品にはないメリットがあります。

  1. 血糖値コントロールへの貢献: 白米はGI値が高い食品ですが、玄米や麦ご飯などの未精製穀物はGI値が低く、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります(出典:女子栄養大学「炭水化物の種類とGI値」)。血糖値の安定は、インスリンの過剰分泌を抑制し、脂肪の蓄積を防ぐことに繋がります。
  2. 満腹感と食欲抑制: 適量のご飯は、しっかりと咀嚼することで満腹感を得やすく、その後の過食を防ぐ効果が期待できます。特に、食物繊維が豊富な未精製穀物は、満腹感をより長く持続させる効果があります。
  3. 日本人の体質と消化機能への適性: 日本人は古くから米を主食としてきた歴史があり、その消化吸収に適した体質を持っていると考えられています。小麦製品に含まれるグルテンが合わないと感じる方も少なくありません(出典:日本消化器病学会「過敏性腸症候群(IBS)と食事」)。

 

 

◇「食べながら痩せる」ための具体的な戦略:今日からできること

  1. 主食を「白いご飯」から「茶色いご飯」へ: 可能な範囲で、玄米、麦ご飯、雑穀米などの未精製穀物を取り入れましょう。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、血糖値の上昇も緩やかです。
  2. 一食あたりのご飯の量を意識する: 活動量や体格に合わせて、適量を把握しましょう。手のひら一杯程度から始め、体の反応を見ながら調整するのがおすすめです。
  3. 食べる順番を意識する: 食事の最初に野菜やきのこ類、海藻類などの食物繊維を豊富に含む食品を摂ることで、血糖値の急激な上昇を抑えられます。
  4. タンパク質と組み合わせる: ご飯と一緒に、肉、魚、大豆製品などのタンパク質源を必ず摂りましょう。タンパク質は筋肉量の維持に不可欠であり、満腹感も得られます。
  5. ゆっくりとよく噛んで食べる: 満腹中枢が刺激されるまでには時間がかかります。ゆっくりとよく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、消化吸収を助けます。

 

 

◇【結論】「ご飯=悪」という誤解を解き放ち、バランスの取れた食生活で健康的なダイエットを

 

ダイエットは、我慢や制限ばかりではありません。

 

厚生労働省や大学のエビデンスに基づいた正しい知識を持ち、賢く食事を選ぶことで、

美味しく食べながら理想の体を目指すことができるのです。

 

「ご飯を抜く」という極端な選択をする前に、まずはご自身の食生活を見直し、

バランスの取れた食事の中に、適量のご飯を上手に取り入れることから始めてみませんか?

 

スモールジム阿佐ヶ谷では、お客様一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせた、

無理のない食事指導を行っています。

 

専門のトレーナーが、科学的な根拠に基づいたアドバイスで、あなたのダイエットを成功へと導きます。

 

「何が自分に合った食事方法なのか分からない」

「リバウンドしないダイエット方法を知りたい」

 

そう感じている方は、ぜひ一度、スモールジム阿佐ヶ谷の無料体験にお越しください。

あなたの疑問や不安に寄り添い、あなただけの「食べながら痩せる」プランを一緒に見つけましょう。

 

 

さあ、今日から「ご飯を味方に」つけて、健康的で無理のないダイエットをスタートしましょう。

スモールジム阿佐ヶ谷が、あなたの理想の体づくりを全力で応援します。