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【Vol.19】ストレッチの効果知っていますか?

 

 

こんにちは!スモールジム阿佐ヶ谷Regenerateの黒澤です。

この度はブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

本日は、ストレッチの効果について紹介していきます。

 

 

〇ストレッチの効果

ストレッチとは意図的に筋や関節を伸ばす運動です。

 

カラダの柔軟性を高めるのに効果的であり、

準備運動や整理運動の一要素としても活用されています。

 

最近では美しい姿勢の保持やリラクゼーションの効果が明らかとなってきました。

 

広い場所や道具を必要とすることなく行えることから、

テレビやSNSでも紹介され、愛好者が増えている運動のひとつです。

 

かつては柔軟体操とも呼ばれていましたし、

実は、ヨガやピラティスもこの運動の範疇に含まれます。

 

柔軟性は体の柔らかさを表す体力の一要素です。

柔軟性は一般的に関節可動範囲(ROM)や座位体前屈などで評価されています。

 

柔軟性は他の体力要素と違った特徴を有しています。

それはほぼ全ての世代にわたって、男性よりも女性の方が優れているという点です!

 

少し専門的な話になりますが、

ストレッチにより柔軟性が増す理由は、

筋の伸張反射の感受性が低下することと筋や靱帯の弾性要素が

組織科学的変化を起こすことが要因です。

 

また、ストレッチは2-3メッツの運動強度があります

(安静に座っているが1、デスクワークが1.5メッツ)ので、

筋温や体温を高める効果があります。

 

これらが柔軟性の向上やウォーミングアップ効果と関連しているのです。

 

〇ストレッチにはリラクゼーション効果も

最近では前述の効果に加えて、ストレッチはリラクゼーションの効果が

明らかとなってきました。

 

とある研究にて30分程度にわたり全身の筋を順番に伸ばしていくような

ストレッチの前後で脳波や自律神経活動を調べてみると、

 

前頭葉でのアルファ(α)波を増加させ、心拍変動を増加させ心拍数を低下させること、

すなわち自律神経の活動が副交感神経活動を有意に変化させることが

明らかとなることが分かりました。(※)

※斉藤剛, 保野孝弘, 宮地元彦 特集「ストレッチングの生理学」大脳皮質・自律神経系活動および全身循環への影響

運動・物理療法 2001; 12: 2-9.

 

生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防に効果的か否かについて、

エビデンスが十分とは言えませんが、習慣的なヨガの実施が血圧を低下させ、

あるいは座位体前屈で評価される柔軟性が高い人では

動脈硬化度が低いことなどが報告されています。(※)

これらはストレッチングのリラクゼーション効果が関与しているのかもしれません。

Patel CH. Yoga and bio-feedback in the management of hyper tension. Lancet 1973; 2: 1053-5.

 

走ったり筋トレしたりは辛くていやだけど、

ストレッチングなら家やジムでなどで楽しくできるからやってみたいという人も

多いのではないでしょうか?

 

そのような方は、まずストレッチだけでも始めてみてください。

まず始めてみることで、いろいろな体の変化に気がつくことと思います。

 

〇スモールジム阿佐ヶ谷Regenerateでストレッチを習慣化しよう!

 

実際にスモールジム阿佐ヶ谷Regenerateにお越しいただく方は

膝痛や肩こりに悩まれている方、肩甲骨周辺のストレッチが一人では難しかったかたも

時間と共に自分で出来るようになり、不調も改善しております。

 

時間がかかる方もいらっしゃいますが、急に良くなることはありません。

長期的に継続することが大切です。

 

一緒にゆっくり身体を良い方向に向けて、ストレッチを習慣化しませんか?

私がしっかりとサポートしますのでご安心ください、

 

 

皆さまのご来店、心よりお待ちしております。